アイ・アム・レジェンド

ホロコーストものとか、地球滅亡して生き残った人が...みたいな話が結構好きなので、アンテナに引っかかった一冊。

アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)

アイ・アム・レジェンド (ハヤカワ文庫NV)

かなりの古典なんだけど、全然そんな感じがしない。何らかの原因で人類のすべてが吸血鬼化した中、なぜかたった一人吸血鬼にならずにすんだ主人公の孤独な戦い、という話。なんか、藤子不二雄の短編にそんなのあったし、あと、映画とかもそういう設定多いなあ、ゾンビものとか、と思うけど、こっちは1950年代に書かれているから、こっちがオリジナルなんだろうなあ。
今回4回目の映画化って事で、新装丁で出版された模様。薄くて読みやすい。会社の1往復で読めたから、1時間半くらいか。シンプルな話なんだけど、適当に殺伐としていて、起伏もはっきりしてて、おもしろかった。