電車の中で

正しいブラインドタッチが出来ないことがコンプレックスで、あんまり入力は速くない僕ですが、まあそれでもあまりパソコンをさわらない人に比べればもちろん速いわけです。で、先日、貴重な執筆時間であるところの電車の中で原稿を書いていたところ、突然となりのとなりに座ってたおばちゃんが、隣に座っていた女性に向かってしゃべり出しました。
「すごいわねー、あんなに速く打てるなんて」
ん?と思っていると...
「あんなに速く打つんだから、いつもパソコンばっかりやっているんでしょうね。でも、パソコンばっかりやっていると、目も悪くなるし、頭も悪くなるのよ
えー。
隣に座っていた人は、どうもそのおばちゃんの知り合いではないらしく、困って「ええ、ああ」とか言ってました。さらにおばちゃんは続けてしゃべり続けます。
「だいたいね、私田舎から出てきてびっくりしたのは、電車の中で新聞呼んだりパソコン使ってる人が多いのね。家でやってくればいいのにね。時間がないなんて言い訳なのよ。朝早く起きればいいんだから。田舎の人はみんなそうやっているのよ」
さらに困っている風な隣の人。しかも、そのおばちゃんは、僕を指さしながらしゃべるわけですよ。
「頭いいと思うでしょ。でも、田舎ではそれが普通なのよ」
そしておばちゃんは、さらに延々話し続けて、途中下車していきました。
正直、余計なお世話です。