時砂の王

読み終わった。時間もの。

時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)

時砂の王 (ハヤカワ文庫JA)

主人公は卑弥呼と、地球外生命体の時間遡行での侵略を食い止めるため、26世紀からやってきたメッセンジャー。その時代の日本を舞台に、未来を守る戦いが繰り広げられる。
短めだけど、その分すっきりしてて、すぐに物語にも入り込めるし、時間もののパラドクスをバランス良く配合している感じで、ややこしくもなりすぎておらず、楽しい感じ。この人の本を読むのは第六大陸asin:415030727X)以来だけど、性に合っている気がする。