「ターミナル」を観た

昨日、試写会で「ターミナル」を観た。スピルバーグ監督で、トム・ハンクス主演。ニューヨークにたどり着いたとたん、自国「クラコウジア」がクーデターで無政府状態になってパスポートが失効し、アメリカにも入国できず、国に帰ることもできず、空港内で暮らすはめになってしまった男の話だ。基本的に、大変面白かった。よくまとまっている感じで、結構長いのにさっぱりと見れた。トム・ハンクスは最初は英語がしゃべれない外人の役をすごく頑張って演じてる感じ。小さな笑いもたくさん入っているし、キャサリン・ゼタ・ジョーンズはこれまであんまりスキじゃなかったけど、初めてちょっときれいだと思った。「自由の国アメリカ」というアメリカ人のアメリカ感が大前提になっちゃっているけれど、アメリカの映画なのでそれはしょうがないし。実際に元ネタとなった話があって、空港で暮らしている人がパリにいるとか、撮影のために空港のセットを丸々全部作っちゃったとか、そういう話も聞いていて興味がすごくあったので、試写会に当たったのはとてもうれしい。