日付の感覚と数字

今も北京に出張できています。出張に来ていて一番よく聞かれるのは「いつ帰るのか」ということで、まあ今回だと土曜日、とか答えるんですが、それくらいは中国語で言えるようになったので、「星期六(xīngqīliù)」とか答えます。これは土曜日って意味で、中国が曜日を数字で表す(月曜日は「星期一」で火曜日が「星期二」)のは今の会社に入る前から知っていたんですが、以前は対応する数字がとっさに浮かばず感覚がつかめていませんでした。けど、最近はさすがにだいぶ感覚がつかめるようになりました。打ち合わせの日取りを決めるときとかに「何曜日」ってことはメールでもよく出てきますし。
しかし最初に曜日を数字で表す、という話を聞いたときはとても奇妙な感じがしたし、いちいち月曜日からの数を数えなくちゃならなくてわかりにくいなんて思っちゃったものですが、よく考えれば日本人も月は「1月」「2月」って数える。英語を始め多分多くの欧米圏ではそうではないから、それもきっと奇妙な感じがするんだろうなあ、なんて思いました。「8月って何月だよ...。January, February...あ、Augustか!」とか言ってるに違いない。「いちいち頭から数えなくちゃいけなくてめんどくせえ!」って。しかも曜日と違って12もあるし。はるか昔、アメリカに行ったときにアメリカ人と話していて、「日本語ではMayはなんていうの」って聞かれて「5月」って書いたら「数字なのか、へー」って言われたことがありました。当時はそんなこと余り考えなかったけど、そういうことなんだよな。