小学生とプログラミング

mizuno_takaaki2009-01-03

昨日、今日と実家に帰省していた。実家には妹夫婦も来ていて、昨日今日と甥っ子(小1)と遊んでいた。彼はなぜか僕に非常になついていて、一緒にゲームとかをしたりしてた(彼のお気に入りは誕生日に買ってもらったという「大乱闘スマッシュブラザーズX」)。最初は負けまくったけど、しばらくしたらこつがつかめてきて、大人げなさを発揮したところぎりぎりいい勝負ができるまでにはなったが、小学1年生の体力は無限なのでやはりかなわない。
そんで彼にパソコンとか使う?って聞いたらゲームしたりはすると言っていた。学校にパソコンあるの?と聞くと、パソコン室はあるけど1年生は使わないんだそうだ。まあ、それはいいとして、彼と話をしながら、ゲームをやるばっかじゃなくて、作るのもおもしろいのになあとか、たとえば彼がプログラミングに興味を持つにはどうしたらいいのか?と思っていた。
そんなことを思うのは、自分が小学校3年生くらいからパソコンでプログラミングをしていたからで、たまたま実家の本棚からその頃読んでた本が出てきたからだ。一冊は「PC-6001プログラミング入門(ナツメ社)」、もう一冊は「わかるPC-6001/PC-6001mkIIマシン語入門」。マシン語の本は小6の頃、BASICの速度にどうしても耐えられなくなったときに買ってもらったんだった。当時はこんな本とベーマガなどを熟読していた。あとは「はるみのゲームライブラリー」とか「こんにちはマイコン」とかね。
今は時代も違うし、同じ道を通るのがいいとか言うつもりなんか全然無いけど、逆に今、小学生がプログラミングを始めるとしたら、どうやって始めるのがいいんだろう。言語はたくさんある。HSPとかって言うのもあるだろうし、VBだってJavaScriptだっていいと思う。じゃあ、何を読んで始めればいい?僕が読んでたこれらの本は子供向けじゃなかったけど、取り上げてる内容は「ゲーム」だった。ゲームを作る系の本だったらいいのか?それとも、小学生を視野(の片隅)にいれた本があった方がいいのか。今はベーマガもなくなっちゃったしなあ。
しかも今のゲームは昔より遙かによくできてるから、ちょっと自分で作っても見劣りしてしまうと言う弱点がある。
「ゲームは遊ぶより作った方がためになる」とかってことを主張するつもりでは全然無いけど、そういうことに熱意を燃やす小学生がいてもいいよなー、そういう子が増えたら俺個人的にうれしいなー。そういう子が増えるためには何があったらいいのかなーと、帰宅する電車の中で考えていた。