中国における2ちゃんねるとはてな
昨日、同僚のエンジニアと晩飯を食べに行ったとき、最近入社した日本語のできるエンジニアに、どうやって日本語の勉強をしたのか聞いた。彼は、完全に独学で日本語を勉強していて、日本のゲームやアニメを理解したくて勉強したタイプだ。最近日本でも、海外にそういう人がいることは良く紹介されているが、百度のスタッフにもそういう人が何人もいる。ちなみに彼は、最初に喋ったとき、「私はコミケに行きたいです!次は8月にあります!」といっていた。よく知ってるなあ。
そして彼は、その後2ちゃんねるで言葉を勉強したとも言っていた。彼曰く、最初に2ちゃんねるを見たときは、日本語だとは思えなかったそうだ。でもじゃあ、どうやって意味を調べたの、辞書に載ってないでしょう、と聞くと「はてなキーワード」ならばっちり載ってるよ!と言われた。中国は、Wikipediaへのアクセスが禁止されているから、はてなキーワードで日本語を調べる人が多いとは聞いていたけど、たしかに2ちゃんねるの言葉は、はてなキーワードで調べるのが一番いいかもな、と思った。はてなキーワードの語彙の偏りが、逆に役に立っている。
ちなみに、別のエンジニアの名前を日本語で読むと、「小白」という言葉と似て聞こえる、という話が出ていてみんな笑っていた。自分は「小白」ってなんだか分からなかったんだけど、その2ちゃんねらーの彼が、「それは中国語で『厨房』の意味です!」と教えてくれて面白かった。
でも、中国のスタッフの日本語能力を見ると、自分が中国語がほとんどできないことに、本当に焦る。最近はドキュメントを読むので、読むのは少しずつできるようになってきたが、会話はさっぱりだ。やばいぜ。