燃油サーチャージ

最近H.I.Sが表示価格に燃油サーチャージ込みの価格を表示するようになった。以前から、旅行代金はいくらです、っていった後にサーチャージいくらです、みたいに後付で言われるのが気になっていたので、まあその方がトラブルが少なくていいとは思うんだけど、消費税の時みたいに、そうやってそれが当たり前になって行くのかなあ、と思って微妙な気分になる。
とか思っていたら、選択を読んでて、サーチャージの話題を見つけた。それは「日航業績『急改善』の驚くべき内情」という記事で、日航サーチャージをたくさん取ることで、業績を急回復した、という批判がある、というものだった。「乗客が首をかしげながら身銭を切ったサーチャージ」(全日空幹部)という書き方は、公平ではないのかもしれないけど、サーチャージ高いから、こういうの見るとやっぱりちょっとなー、とか思う。記事によれば、日航全日空は海外の航空会社と比べて、サーチャージも高いらしい。そうなのか...
元をたどれば原油高が問題でもあるわけだけれど、なんで料金の値上げではなくサーチャージになるのか。チケット販売の仕組みをよく知っているわけではないので何ともいえないのだが、料金上げるわけには...行かないのだろうなあ。

燃料費の高騰、為替レートの変動など船主、航空会社の営業努力によらない価格変動要因を運賃と別建てにすることで経営リスクを回避する手段。

うーん、まだどっかぴんと来ない。そんなの運賃以外でもそうなんじゃないんだろうか。小麦製品やバターはなんでサーチャージじゃなくて値上げなのかしら。
そういえば、日航はこの前着陸方法を工夫して燃費を向上できたってニュースでいってた。それはすごく素晴らしいことだと思うので、さらにその分、サーチャージをちょっと安くしたりすると、みんなサーチャージはなんか微妙な気分で払っているから、喜ばれると思った。