IDCon #2を開催しました

6/22の日曜日、弊社会議室にて Identity Conference #2 を開催しました。なんだかすっかり遅くなってしまいましたが、ブログに書くまでがIDConです。遅くなってすみません。
今回は幹事だったのですが、何せこういう幹事をするのは初めてで、ご迷惑をおかけしました&いろいろ勉強になりました。といっても、前回IDCon #1で「自分の幹事力の低さにDNBK」と発言していたid:ZIGOROuさんが心配してしまうほどに、自分も幹事力が低くて、自分でもがっかりでした。でも、いろいろ分かったので、次に幹事を何かでするときはもうちょっとうまくできると思います(と、いいなあ)。
僕の不手際で、スピーカーの方にはいろいろご迷惑をおかけしてしまいましたが、勉強会の内容は非常に面白くて、勉強になりました。
=natさんの基調講演は、最新のXRIの動きも勉強になりましたし、実装例のデモも興味深くて、わかりやすくて面白かったです。仕様を策定する際に、オフィシャルな手続きをとると、オープンソース系の人たちは引いちゃうけど、それをやらないと、後で困ることになる、という話はなるほどと思いました。
id:lopnorさんのお話は、視点が近いこともあって、非常に共感できる話でした。AuthenticationとAuthorizationを「あんただれ」と「あんただめ」と説明したことについては、その後の飲み会でも話題になりまくっていました。
id:ZIGOROuさんのお話では、OpenIDのAtribute Exchangeがいかに使えないのか、という話でしたけど、オープンに仕様を決めることの難しさだったり、やる気を持続することの難しさとか、いろいろ感じました。ログインの仕組みはどうすれば人に優しくなるか、ということにもちょっと触れられてたんですけど、そのあたりはもっと自分でも考えたいなーと思いました。
伊藤さんのお話は、駆け足ではありましたが、SAMLが全然分かっていなかった自分にとっては、概要を理解するにあたり、よいきっかけとなりました。もっと自分でも調べてみます。
続く飲み会でも、アイデンティティを始め、id:kunitさんからRubyKaigiの様子が聞けたり、言語とは、プログラマとしての考え方とか、RESTについてなど、様々な話題も飛び交って、勉強になりましたというよりも、まだまだ自分の中で知識も経験ももっと必要というか、いろいろな意味ですごくやる気が出る勉強会でした。
話してくださった皆さん、参加してくださった皆さん、本当にありがとうございました。そして沖縄から駆けつけてくださった猛者であるid:jomaさん、ありがとうございました。
id:jomaさんも書いてくださっていますが、今回は外部配信まで全然気を回すことができませんでしたが、今後はやれるといい、という話もしました。ただ、配信できない話題もいろいろ出るので、うまくやらないといけないね、と。
あと、幹事としても勉強できて、「積極的に声かけをしないとまとまらない」とか「飲み会は席だけ予約すると人数の増減には対応しやすいけど、飲み放題コースがいろいろ便利である」とか、書いてしまうと当たり前だったことが経験できて、心で理解できましたので、今回はいろいろつたないところがありましたが、次からはもっとましにできるかと。
最後になりましたが、大変心配をかけさせてしまい、いろいろサポートしてくださったid:ZIGOROuさん、当日一緒に会場設備を手伝ってくださったid:lopnorさん、ありがとうございました。
次回IDCon #3はSofflitto Inc.の大会議室で開催されます。楽しみです。
諸々調整とそのほかアイデンティティ関係の議論などはGoogle Groupsで行われています。
http://groups.google.co.jp/group/idcon-ja