終末の海

ずっと前から気になっていて、でも読んでいなかった「終末の海」という小説をようやく読みました。

終末の海 Mysterious Ark

終末の海 Mysterious Ark

SFです。世界大戦で世界が崩壊したときに、船に乗って戦火を逃れた人たちがいて、船は座礁していて、さらにある理由で子供たちだけが取り残された。彼らの冒険譚です。船の近くに定期的にやってくる巨大な豪華客船、なぜ彼らは助けに来てくれないのか。そこに隠された秘密は何か。
Amazonの書評を見るとジュブナイル、という書き方もされていて、確かに小学校高学年か、中学生くらいになれば十分に読める気がしましたが、この手の話は基本的に好きなので、自分自身も面白く読むことができました。すごく話が短いけど。電車の行きかえりに読んで二日くらい。片道電車に乗っているのは25分くらいだから2時間弱くらい。面白かったので、もう少し長くてもいいなあ、とおもいました。
ところで作者の「片理」さんは「へんり」と読むんですね。書店で探していて著者名の50音順で本が並んでいるとき、「か」のところとかを探してしまって見つからなかったです。