清水の舞台は土足禁止でいいんじゃない

 清水寺京都市東山区)の「舞台」(国宝)の床板が女性客のハイヒールに泣いている。2年前に張り替えられたばかりだが、直径1センチほどのくぼみがあちこちで目立つようになってきた。年間に約400万人が拝観する「清水の観音様」は、どんな信仰をしていてもすべて受け入れる「普門示現」の菩薩(ぼさつ)さま。ヒールを履いた人を排除するわけにいかず、お寺は頭を痛めている。

ほかにもこの件について言及されている日記やブックマークのコメントにも書いてあっていまさらではあるけど、基本は土足厳禁でいいんじゃないかと思いました。きちんとした保護という理由があり、しかもお寺なんだから、清水寺も土足厳禁にしても文句は言われないんじゃないだろうか。これが「ピンヒールの人はセンスが悪いから入場禁止」とかだったら「排除」といわれるだろうけれども、基本は全員土足厳禁で、はだしで歩いてもらえば差別にも排除にもならないので、そういった心配は取り越し苦労なんじゃないかと思いました。何らかの理由で靴を脱げない人は例外とすればいいし。

ミャンマーに行ったとき、たくさんあるお寺はすべて門をくぐったら土足厳禁だった。別に屋内だけでなく、屋外も。これは保護というよりは信仰とかの理由だと思うけれど。しかも、ミャンマーの人はサンダル履きの人が多いから、すぐに脱げるので、精神的敷居も低いというのもあるが、こういう国もあるんだし、日本もそれで問題ないんじゃない。あー、雨のときがちょっと困るのか。でも克服する方法はあると思うなあ。

ところで関係ないけれども、僕は今は毎日が雪駄生活であるわけですが、先日満員電車の中で足を踏まれて痛かったです。靴底で素足の部分を踏まれるので、これは痛い。ただこれは普通の靴だったのでそれほど問題は無かったのです。でもヒールで踏まれたら骨折してたかもしれなくて、雪駄生活者にはヒールをはいた人は怖いです。エスカレーターとかでも前に立っている人がヒールをはいているとかなり怖い。あまり近づきたくないです。