小川一水三冊

「老ヴォールの惑星」という短編集を見つけて読んだところ、とても面白かった。

4作品収録されているが、どれも皆おもしろい。最初の「ギャルナフカの迷宮」で引き込まれて、一気に読み終えてしまった。
で、小川一水という作家の作品は初めてだったので、この人はほかにどんな作品を書いているんだろ、と見てみたら最近本屋で気になっていた「第六大陸」も書いている人だったことがわかり、流れで読んでみた。
第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

第六大陸〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

こちらは長編で上下巻。月に結婚式場を作ろうとするレジャー企業と建築会社の群像劇。元気な登場人物がたくさん出てくる前向きな話は、読んでいて楽しいです。「復活の地」という作品もあるけど、SFというよりはファンタジーなのかな。読むかどうか迷い中。
最近日本人SFづいているなあ。