コンスタンティン

コンスタンティンを試写会で見た。キアヌ・リーブス主演。天使や悪魔が見える男がサタンの息子がこの世にやってくるのを阻止する、という話。予告編は面白く見えたのだが、なんというか、ハーフブリード(天使や悪魔と人間の混血?)はこの世に登場できるけど、悪魔や天使はこの世にこれないとか、死んだ瞬間に時間が止まる(?)とか、いろいろ設定があるようだが、きちんとそれが読み取れるように作られていないので、いまいち中身が理解しづらい。エンドテロップの後に流れる墓場でのラストシーンも、いまいち意味がわからない。原作はアメコミのようなので、それを読まないとだめか? ルールがよくわからん。悪魔とか地獄のイメージは、最近ありがちな感じなので、もう少しオリジナリティがほしいな。「地獄の聖書」ってなんだよ! と、なーんかいまいち設定の詰めがアマイ感じが否めない。もう少しわかりやすく設定を整理してほしいと思いました。ヒロインはレイチェル・ワイズハムナプトラの時はやたら可愛く見えたのだが、今回はなんかちょっと怖い。この二人は「チェーン・リアクション」でも競演してたのか。あの映画は、キアヌ・リーブスが小太りの大学院生役で、いかにも大学院生っぽかったので、見た当時大学院生だった自分は大変共感を覚えた、気がする。