SAW

コーヒーメーカー

新文芸座で観たもう一本の映画であるSAWについて。SAWはノコギリ。二人の男が目覚めると、古いバスルームの両側に足を鎖で繋がれた状態だった。真ん中には銃とカセットプレーヤーを握った血だらけの自殺死体。ポケットにはカセットテープ。トイレのタンクからはノコギリが見つかる。なぜこんなことになっているのか。ということで、最初から謎だらけで始まるサスペンス。徐々に謎の断片が解け(ていっているような気になり)ながらどんどん話は進んでいく。物語は緻密に組み立てられていて、思いがけない結末に向かって、伏線だらけの映像が続いている。何となく交わされた会話や映像が後になって意味がわかったりする場面も多くて、見終わった後には非常にじっくりと後味を堪能した。凄惨な映像も多く人を選ぶかもしれないけど、かなり面白い。早送りを多用するスタイルは、最近の流行なのか、とも思うけど、映像のテンポをよくしていると思った。もう、DVDにもなっているのね。

SAW ソウ DTSエディション [DVD]

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