空の中

有川浩の小説。図書館戦争の人。図書館戦争は読んだことないのだけれど、本屋で平積みになっていて気にはなっていた。そんな中ちょうど文庫で出て、しかもおもしろそうだったので、読んでみた。

空の中 (角川文庫)

空の中 (角川文庫)

上空2万メートルで民間機、自衛隊機が相次いで事故を起こし墜落して、何が起こったのかと思ったら巨大な生物がいた、という話なんだけど、高校生のカップルと大人(20代半ば)のカップル二組を中心として、いかにも日本的なファーストコンタクト(エイリアンじゃないけど)が展開して、とても楽しい。
結構分厚いし、読み始めた瞬間は、最後まで楽しく読み切れるか一瞬不安だったけど、それは全然杞憂で、読み始めたらぐいぐい引き込まれた。
なんか「海の底」っていうのもあるらしいぞ。購入を検討中。それから、有川浩って女性なのね。