善良な男

最近、クーンツの小説がどんどん翻訳されている気がする。

善良な男 (ハヤカワ文庫NV)

善良な男 (ハヤカワ文庫NV)

たまたまなじみの飲み屋で飲んでいたら、ある女性の殺害が殺し屋に依頼されたことを知った煉瓦職人が、その女性と一緒に殺し屋から逃げることになる。クーンツの小説の王道、という感じ。追うものと追われるものの2つの視点で交互に話が進展していく。最後は勿論いつもの通り大団円で安心できるのだけど、そこで明らかになる話は、相変わらずご都合主義といえばそうだけど、おお、そう来たか、という感じで、とても楽しい。