超人類カウル

なんかサイバーパンクとかあんまり得意じゃないんだけどタイムトラベルものでもあると聞いて、読んでみた。

超人類カウル (ハヤカワ文庫SF ア 8-1)

思いの外、すんなり物語に入り込めて、最後まで読むことができた。「トー」という生体タイムマシンが体に寄生された22世紀の主人公が、その力でどんどん過去に引っ張られていく。その行き先は、生物の進化が始まった地点で、そこにカウルがいる。そして彼がそこにいる理由には、さらに未来の二つの種族の戦いが絡んでいて...という話なのだが、読み終わったというのにあらすじにうまくまとめられない。なんかややこしい話。ラストは結構べたな感じ。