ロビンソン・クルーソーの元ネタ

気づけばもう昨日だけど、土曜日は家でずっと原稿を書いていたわけですが、そのときテレビをつけっぱなしにしていたら「あらすじで楽しむ 世界名作劇場」というのをやっており、そのなかで、ロビンソン・クルーソーの話もやってました。なんとなく流し見してたんですが、そういえばロビンソン漂流記って、子供のころに読んだっきり、きちんとした翻訳ってよんでないよなあ、ロビンソンがどこか無人島に漂着することと、原住民(?)を助けてフライデーと(勝手に)名づけて僕にする、とかって植民地時代の白人のセンスだよなー、とか思ってたくらいの感じだったのですが、調べたら、ちょっと面白かったです。
調べたといっても、Wikipediaロビンソン・クルーソー)を読んだだけなんですけど、まずロビンソン・クルーソーには元ネタがあって、アレキサンダー・セルカークという人が、実際にチリ沖にあるファン・フェルナンデス諸島の無人島で4年くらい生活してたらしいこと、その島はマサティエラ島って名前だったけれども、1966年にロビンソン・クルーソー島と改名されたこと。そして驚いたのは、この島のどこでセルカークさんが生活してたかわからなかったけど、高橋大輔さんという日本人の探険家の人が調査して、結果2005年に場所が判明して調査結果が発表されていたことでした。2005年って2年前じゃん! すごい最近。すごいすごい。そんな最近に、こんなことがわかってたなんてぜんぜん知らなかったよ。本も出版されている。

ロビンソン・クルーソーを探して (新潮文庫)

ロビンソン・クルーソーを探して (新潮文庫)

高橋大輔さんのブログを見てみたけど、この人面白いことしてるなあ、いいなあ。浦島太郎とかの研究もしているのか。最近はチュニジアにもいってるらしい。
僕も将来(っていつよ)なりたい職業に「探検家」を追加しておこう。これで、なりたい職業は「ミステリーハンター」と「探検家」の二つです。