わたしが殺された理由

わたしが殺された理由 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

わたしが殺された理由 (ハヤカワ・ミステリ文庫)

普段はミステリをほぼまったく読まないんだけど、舞台となるのはネイティブアメリカンの住む島で、まったく別の事件の関係で島に来ていた警官二人組みのひとりが、30年前にその島で起こって未解決のままの殺人事件の被害者の生まれ変わりだと気づき、犯人探しをはじめる、というあらすじにSFっぽい何かを感じて買った一冊。
読みやすくて、そこそこ面白い。途中で挫折せず、最後まで読むこともできた。けど、読後感は「すごく面白かった!」ではなかった。話がちょっと淡々としすぎているからかなあ。それともオチの問題だろうか。それか、やっぱり自分はミステリはそんなに好きじゃないってことなんだろうか。