アート&テクノロジーの過去と未来

日曜日にオペラシティにあるICCでやっている「Possible Futures アート&テクノロジーの過去と未来」に行ってきました。1960年代のコンピュータ黎明期にプロッタや医療機器など当時最新の電子機器を駆使して作ったものから、最新のものまで、コンピュータを使ったり、そのほか電気的な何かを使ったり、映像を使った作品が集められていました。特に昔の作品は、その時代を感じさせるというか、当時のインパクトってすごかったんだろうなあ、という創造が膨らんで楽しいです。
面白かったのは「ビデオゲーム五目並べ山本圭吾/1973)」という作品で、五目並べを遊べるものなのですが、二人は別々の碁盤の前に座り、お互いの席の前には相手の碁盤が左右、上下が反転されて写っている、というもので、ひっくり返った碁盤の相手の手を見て、自分の手を決めなければならない、相手がすでに置いたところに自分の石を置いてしまったら負けという難しい五目並べでした。ネットワーク対戦とかで再現できそう。それから、Modulobeはコンピュータ上でパーツを組み合わせて自分の作品を作れるおもちゃで、ウェブサイトからも利用することができるようです。面白い物体を作るのが難しい。sodaplayとも似ています。