トリポッド読了

トリポッドを読み終わった。読み進むに連れてぐいぐいと引き込まれ、4巻は一気に読み終えてしまった。

トリポッド 4凱歌 (ハヤカワ文庫 SF)

トリポッド 4凱歌 (ハヤカワ文庫 SF)

気球は...4巻の表紙に描かれているね。オリジナルの三部作が書かれたのはもう30年以上前だが、そんな古さを全然感じさせない想像力だと思う。さすがベストセラーの座を守り続けただけの小説だと思った。特にトリポッドの創造主である「主人」たちの都市の中の描写は面白い。表紙と挿絵は西島大介氏。普段は挿絵のある小説はあまり好きではないのだけれど(想像力を阻害される気がするから)、トリポッドのシンプルな絵は悪くないというか、すごくよいと思った。