原稿を書く環境は?

スタパ齋藤氏のケータイWatch スタパトロニクスに原稿執筆環境の話が載っていた.ということで,自分の環境についても考えてみた.

使用するマシンは,iBook 600MHzとSHARP Mebius MURAMASA,それからSTORMで買ったBTOマシン(WindowsXP)とPowerMac G4だ.多すぎ.ノートは主にファミレスで使用.なぜなら原稿を家で書くと,テレビなどの誘惑に負けるので,近所のファミレスで書くことが多いから.コーヒーとクッキーで数時間粘るので,いつも迷惑をかけて申し訳ないと思っています.

そして,使うソフトウエアですが...

俺の場合、仕事としては原稿という名のテキストを“書くだけ”なのだ。書いたテキストファイルをメールで送れば仕事完了。レイアウト不要、印刷も不要。そういうコトは出版社のプロ編集者らがやってくれる。

スタパ齋藤氏も述べているが,自分も原稿は基本的に「書くだけ」だ.知り合いというか大学の後輩のフリーライターは,女性誌とかで占いの記事とかそういうのをやっていて,レイアウトもすべてやっているようだけど,おそらくコンピュータ系のライターは,「書くだけ」の人が多い...のだろうか?自分以外をあまり知らないのでその辺は不明.

で,基本的な原稿執筆スタイルは,テキストエディタで原稿を書いて,メールで送ったり,画像データなどがあってサイズがでかいときはサーバにおいてとっていってもらったりする感じ.

ただ,自分の場合,雑誌はやはりテキストエディタで書くけれど,書籍の原稿は「Kacis マイノート」というアウトラインプロセッサで書いている.アウトラインプロセッサを使うのは,書籍は章ごとに分かれていて,最初の章から書き始めるわけではないし,途中で章を入れ替えたり,削除したり,追加したり,といった作業が頻繁に発生するので,アウトラインプロセッサのほうが都合が良いから.そしてKacisを使っているのは,MacWindowsの両方で使え,ファイルフォーマットも共通だから.あと,脚注の番号が自動的に振られるのもいい.最近はあまり書籍で脚注を使わないようにしているんだけど,「はてなダイアリーガイドブック」ではたくさん脚注(というか横に書いてあるから側注?)を使ったので,すごく助かった.ただ,このKacisは画像も埋め込めるんだけど,画像を埋め込むとすごく遅くなるし,URLもクリッカブルになるんだけど,これもすごく遅くなる.なので,どちらも便利な機能なんだけど,あまり活用できていない.

雑誌の原稿は文字数の制限があるし,そんなに長くはないので,MacではmiWindowsではWZ Editorといったところか.雑誌だと何文字x何行という指定があるので,横の文字数指定が柔軟に変更でき,行番号がきちんと表示されることが必須.あとはやっぱり慣れ.miは原稿用紙モードもよく使う.自分の場合は,特に背景を黒くすることはないけれど,目に良いなら,今度からそうしようかと思った.

あと図版は,スクリーンキャプチャ以外の画像は,ほとんど手書きでFAXで送信している.何気にこれが一番早い.たまに,OpenOffice.orgのDrawを使って図を起こしたりするけれど,手で書いたほうが楽だし,早かったりして.