コロンビア大使館に行ってきた

先日、コロンビア大使館で演奏する、という機会に恵まれたので、行ってきました。Federación Nacional de Cafeterosというコロンビアのコーヒー栽培者の団体があって、そこの団体にはコロンビアコーヒーの普及のためのキャラクターがいて、その名を「Juan Valdez」というのですが、これは実際に「Juan Valdez」さんという人がいます。一応名前なのですが本名じゃなくて、役職みたいなもので、Juan Valdezになると、世界中を回ってコーヒーの普及活動をするらしいです。歌舞伎役者や落語家さんの名前のようなもののよう。で、このたび先代Juan Valdezさんが高齢（70代）で引退したため、新しい方があとを継いで、初めて日本に来ました。で、貿易関係の会社の人とかを集めてパーティをするので、その余興としてアンデス音楽をやってるわれわれが呼ばれたんでした。ちなみに新しいJuan Valdezは、コーヒー農園を回ってお似合いの人を探してくるらしいです。コーヒーを一生作り続けるのかなー、って思ってたらいきなり世界を飛び回る仕事をすることになるって、どんな気分なんでしょうか。
会場はイベント会社の人（たぶん）なんかも入ってきっちり音のチェックもあったりしてびっくりしましたが、演奏中、隣の部屋で食事とコーヒーが振舞われはじめたため（われわれの演奏が下手だったからじゃないと思いたいなあ）、客が大移動。われわれの前にほとんど人がいなくなってしまい、イベント会社の人が必死に拍手してくれてました。まー、われわれの演奏だし、余興だしな。わはは。
その後、われわれも食事にありつきましたが、帝国ホテルからのデリバリーで、しかもコロンビア料理になってて、すごくおいしかったです。コーヒーもいただきました。でもやっぱりそのあと居酒屋に行ってしまうわれわれ。
それから、控え室がゲスト用寝室みたいなすごく広い部屋だったのですが、情熱の貴公子ことJuanesもこの部屋に泊まったと聞き、ボーカルのジェニーさん（Juanesの大ファン）は大喜びでした。
ちなみにFederación Nacional de Cafeterosが生産しているコーヒーは「Café de Colombia」というのですが、今検索したら日本語のウェブサイトもあったよ！

http://juanvaldez.com/japanese/

ロゴに書かれているおじさんがJuan Valdezさんです。...って、ドメインもjuanvaldez.comだ。

1927 年に創立された Federacion Nacional de Cafeteros de Colombia (FNC) は、コロンビアにおけるコーヒー生産者団体の自主的な連合会です。 FNC は最高級品であるコロンビアコーヒーの規格を確固としたものにするため、国内の各地に農業の専門鑑定士を派遣し、品質管理のネットワークを提供しています。また世界各地に FNC 事務所を設置し、コロンビアコーヒーの消費を促進するために顧客やメディアと仕事をしています。

とのことです。