サモアと世界陸上と槍投げ

サモア砲丸投げ選手シャカ・ソラは、ヘルシンキで開催中の世界陸上選手権に向かう飛行機に乗り遅れてしまった。しかし火曜日、彼は男子槍投げ予選に現れて観衆の大歓声を浴びた。

さすがサモアだ...。自分がサモアやトンガで出会った人たちを見ても、ある意味ものすごく適当に、よく言えばマイペースに生きていた。飛行機に乗り遅れる、というのも日本だったらありえないが、あのあたりの人たちならやりかねない。たぶん彼もあまり気にしていないような気がする。

競争相手たちから何を学んだか聞かれて、ソラは答えた「彼らはいいことを教えてくれたよ……槍投げでは僕はお呼びじゃない!」

やっぱりあまり気にしてなさそう。なんていうか、こういう生き方を見るにつけ、すごくうらやましく思う。