アーリャマーン EPISODE 1 帝国の勇者
スターウォーズをいろいろパクリまくったインドのテレビシリーズ再編集版。ずいぶん前に買ってあったんだけど、やっと見たぞ。
- 出版社/メーカー: エスピーオー
- 発売日: 2005/05/06
- メディア: DVD
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個人的には、面白かった、というか経験値が上がった気がする。感想としては長い。長いテレビ番組を無理矢理凝縮しているから説明が長い長い。しかも回想シーンで見たことがないシーンが出てくるし。登場人物が多くて名前もインド風なので名前が覚えられない。主人公が25歳なのだが激しくオッさんだ。フケ顔と思うにも無理がある。トビー(主人公アーリャマーンを赤ちゃんの時から守っている子守ロボットでC3-PO似だが声はR2-D2似)が指からレーザー出したりしてやたら強い。そして凝縮している割に旅をしているシーンとかは延々と荒野を歩くシーンが入っていたりする。敵も味方もストームトルーパーなのがおかしい。ただし、見方は白、的は黒。分りやすい。ワイヤーアクションはとってもスロー。コンピュータグラフィックスは「天才テレビくん」テイストだ。
とにかく長くて眠くなる。が、設定がかなりインド風(王様はお后を二人もめとっているし、輪廻転生とかばっちり組み込まれているし)で、いくら本家SWが東洋思想テイストを出しても本場インドにはかなわねえ!ってかんじだ。その冗長さも悠久の時を感じさせますね。
ツッコミどころ満載かと思いきや、つっこむ気力もなくさせるスゴイ作品。経験値をためるためには見てそんはないと思う。SWパロディとしては「スペースボール(asin:B0002ONYIE)」や「親指ウォーズ(asin:B00005H96Y)」の方がパロディとしてはもちろんしっかりしているんだけど、このインドテイストはある意味良い。
特典映像としてパパイヤ鈴木が踊っているシーンが入っているが、これは確かかなり昔にテレビで撮影風景をやっていた。インドに行って、実際にアーリャマーンに出演したときの映像だ。だけど、このシーンや登場しているキャラクターたちはEPISODE 1ではまだ出てきていません。つうか、いつまでこのシリーズ続くんだろ。つきあうべきか悩む。フォースを信じよう。
「ルーク...目で見て撃て...」
それから忘れてたけど、アーリャマーンの舞台は地球が誕生する10万年前だ。10万年...地球の歴史からするとものすごくちょっとだけ前ですね。