ヤンゴンでインターネット

アクセス拒否

ミャンマーは軍事政権で、情報もかなり制限されている。たとえば、東南アジア(というか日本以外の世界か?)では当たり前になっている携帯電話のローミングも一切できない。インターネットも当然制限されている。だけど、ヤンゴンに行けばインターネットカフェがある。

地球の歩き方」にはインターネットカフェが1つだけ載っているので行ってみた。ヤンゴンの中心、中央駅のすぐ裏手、スーレーパゴダ通りのサクラタワーのすぐ隣にある「CYBER World(II)」だ。IIという位だからIもあるんだけど、お店で手に入れたパンフによれば、実際にはIIIまで3軒ヤンゴンにあるらしい。

  • CYBER World(I) LA LYAYT WUN PLAZAのLevel4(5階)
  • CYBER World(III) Junction 8 Shopping Centreの Ground Floor(1階)

「CYBER World(II)」はきれいなお店で、置かれているマシンはすべてWindows XP搭載。「日本人か?」と聞かれたのでそうだと答えると、Global IMEの設定を教えてくれるなど、かなり親切だった。料金は1時間1000K(100円ちょっと)。実際は15分ごとに料金が設定されている。15分だと300K、30分で500K、45分で800K。

日本で調べたときは、情報統制のせいで、GoogleやYahooなど、接続できないサイトがあるときいていたが、どうも接続遮断をサイト単位から、各ページ毎のキーワードによる規制に変えたらしく、GoogleもYahooも普通につながる。しかし、ページの中に一部「Banned phrase found.」と表示されてアクセスできないページがあった(写真)。

カフェは外国人で結構にぎわっている。日本人も多いっぽい。利用している最中も、隣に座った女性が日本語版のYahooニュースを見ていた。

ちなみにリモートホストは「bagan.net.mm」。バガンのプロバイダか、と思ったが調べてみたら「Bagan Cybertech」というヤンゴンにある通信会社のサービスのようだ。

http://www.bagan.net.mm/