GmailとContent-Transfer-Encoding
Gmailを使ってた嫁さんが、最近ある知り合いにメールを送るといつも文字化けして読めなくなってしまった、と言うので見た。見てみるとBase64がデコードされていない感じ。メーラーが古いのかもしれないけれど、Base64エンコードしないで送られる方法はないかと調べてみた。設定にはなさそうなので、さらに調べてみるとこんなページを発見。
http://teraminato.tumblr.com/post/305579706/gmail-base64-7bit
つまり2009年12月29日時点でgmailは、1行の文字数が125文字以内の場合7bitで送信し、1行の文字数が126文字以上の場合base64で送信する。行数が増えても同じで、いずれかの行が126文字以上であればbase64になる。
自分は昔から文章の途中でも改行を入れる癖がついているし、そもそもGmailはウェブクライアントで使ってないから、全然知らなかったのだけれど、嫁さんが改行しないでメールを書いていたことが原因だった。改行するようにしたらうまく送れたようだ。Gmailが仕様変更をしたのだろうか。
クリスマスパーティ
昨日、一日遅れでクリスマスパーティをやりました。家族3人の初めてのクリスマスです。
ケーキは三鷹の禅林寺通り沿いのレヴェというお店のポムドテールのクリスマスケーキ版。ポムドテールはほかのケーキの切り落としで作るお菓子で、すんごい安いかつ毎回味が違うことで、大変我が家では好評なんですけど、そのクリスマスケーキ版は12/25にならないと販売されない(切り落とし使うからだと思う)ケーキです。超うまい。
ろうそくもつけてみた。夕方だし台所だけど超それっぽい。
我が息子は初めてイチゴを食いました。すでにトマトやサツマイモ、バナナなんかはがんがん食べてますので、慣れたもんです。うまかったらしくてあっという間に2個平らげてました。
息子のクリスマスプレゼントはお風呂で遊べる木の魚釣りセットでした。いっぱい遊んで大きく育て。でもそれは食い物じゃないぞ。
ひのきでできていて、楽天で嫁さんが買いました。
ちなみに奥さんにあげたプレゼントはsetoのマフラーっぽい何かで、奥さんからはトールキンのファーザー・クリスマス―サンタ・クロースからの手紙をもらいました。
ウェブアプリケーションのためのユニバーサルデザイン
翻訳をしました「ウェブアプリケーションのためのユニバーサルデザイン」が発売されました。
- 作者: Wendy Chisholm, Matt May, 水野貴明
- 出版社/メーカー: オライリージャパン
- 発売日: 2009/12/19
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- Amazon.co.jpで詳細を見る
ウェブにおいてはインターフェイスもあたりまえですが凄く重要で、それは単にブラウザでどう使いやすいかだけではなく、様々な状況においてきちんと使えるものになっていないといけないわけです。そして、この本はそれを実践するにはどうすればいいか、と言うことを様々な具体的なトピックに触れながら解説している本です。本書の中にも触れられていますが、ウェブを使う状況というのは非常に多様化してきて、朝家のノートパソコンでメールをチェックしてから家を出て、スマートフォンでメールをチェックして、いくつか返信してから会社のオフィスのデスクトップで仕事をして...なんて感じでどんどん変わっていきます。そうした変化にウェブサイト/アプリケーションをどう対応させるのか、或いは障害を持った人たちにより使いやすいものにするにはどうすればいいか、など、画像のALT属性の話から表やメタ情報、JavaScriptやFlash/Silverlightを使った動的なコンテンツ、はたまた携帯(主にiPhoneなどのスマートフォン)や動画のキャプション付けまで多岐にわたって説明されています。WCAGなどの標準仕様をベースに解説が行われており、比較的薄めですが、内容がぎゅっと詰まっています。是非ご一読ください。
また、書籍全体の翻訳のチェックと私の知識不足を補う訳注の追加および日本での状況についての付録をアルファサードの持田徹さんに書いていただきました。本当にありがとうございました。
なお、翻訳に関する裏話というかちょっとした出来事として、本書の中に「mid-film butter reload」って言葉が出てきて意味がわかりませんでした。そしてその意味は、著者のMatt May氏によればバター付きのポップコーンを買って映画を見ていて、映画の途中でバターを追加してもらいに行くこと、だそうです。なるほど。
さっちゃんのうた
離乳食が始まってしばらくたった我が息子はバナナが大好きで、ご飯とおかずを食べて、リンゴを食べた後にさらにバナナ一本食べてしまう異常な食欲を示しているわけですが、バナナが大好きと言えば「さっちゃん」という歌がありますね。
「さっちゃんはね ばなながだいすき ほんとだよ だけどちいさいから ばななをはんぶんしか たべられないの かわいそうね」というような歌詞(うろ覚え)です。
しかし、さっちゃんは「自分のことさっちゃん」と呼べるくらいの年齢ですから、二歳以上と思われます。にもかかわらず、〇歳児が丸ごと食べられるバナナを半分しか食べられないってことには何か深い理由があるのでは?と思いました。
で、調べてみると簡単に答えがわかりました。Wikipediaによれば...
二番の歌詞にあるバナナの話は、阪田寛夫本人のエピソード。小さい頃は体が弱かった阪田は、バナナを半分も食べると気分が悪くなり、どうしても食べ切れなかったという。
なるほど...。この歌、1959年の歌なんですね。