海賊船ベヘモスの襲撃
「スカイシティの秘密」の続編。スカイシティに住む羽の生えた人たちと、地上に住む人たち。前作でお互いがお互いを認知して1年後の物語。
普通におもしろい。これまで搾取していたスカイシティ側が搾取が難しくなったために、それを不快に思う人たちの一部が海賊(空賊?)となって地上の精油所などを遅いはじめ、争いに発展する。それを主人公であるアズが解決する。特徴は、各章がすごい短くて、そのタイトルも内容の一部であるという点。これは前作と変わらない。すっきり読めて、後味も良い。id:aqlに「水野さんが非常に好きそうな内容である」と言われたが、まさしくそうだと思った。けど、この厚さの文庫で1500円は高いんじゃないかなー。値段見ずにレジに持って行って仰天したぜ。